みなさん、こんにちは。
今回は「都リーグ観戦レポ―ト」をお送りします。
『ミーンミンミンミーン・・・』
うだるような蒸し暑さを
山から抜けるそよ風が緩和する。
試合前のアップに臨む東と志村(写真上)
気が付けば8月の下旬。
夕日に目を細めながらシャッターを切っていく。
アップを先導する笠原(写真上)
自分のルーティーンに集中する選手
和気あいあいとリラックスする選手
”集中” と ”緩和”
とても良い雰囲気で試合に臨めている気がした。
今日は、一人の選手に焦点を当てていく。
”値千金”のゴールを決めた小笠原。
彼に接する度に
”こういう人が応援される選手なんだろうなぁ” と
そう思わされてしまう人柄の良さ。
仕事でも額に汗を流し、時間をつくってはジムに通う努力家。
元気があって、礼儀正しく、感謝の気持ちを忘れない。
声を掛ければ
ピッチの中からでも「ありがとうございますッ!」と返ってくるのが
小笠原の憎めないところ。
均衡した試合展開の中で
彼の右足から放たれたシュートが
スローモーションのようにゴール右隅に吸い込まれた。
”全員で掴んだゴール”
試合に出場したメンバーも
控えに回った選手も
会場の設営から試合終了まで全員が役割を果たした結果。
そんな光景を見つめながら
ふと高校時代のある出来事を思い返しました。
アップでグラウンドをランニングしている際に
各々、自分のペースで間延びしながら走っていた。
静岡県選抜を率いた経験がある監督からこんな言葉で叱られた。
「これがチームと言えるか!」
チームがよりコンパクトにまとまることで
”心ひとつ”になり
結束がうまれる。
大切なことを思い出させてくれる一日でした。