みなさん、こんにちは。
今回はこちらのテーマで書かせていただきます。
「なぜ、笑うんだい?」
※画像は生成AIを活用したイメージです
2014年、クリスティアーノ・ロナウドが来日しました。
来日イベントの際に、ロナウド選手への質問者として
岩岡遼太さん(当時小学6年生)が選ばれました。
彼は、ロナウド選手の母国語であるポルトガル語で
一生懸命に書いた手紙を読み上げました。
"僕の夢は将来あなたと一緒にプレーすることです。
どうすれば夢が叶いますか?"
岩岡さんが慣れないポルトガル語でたどたどしく質問
会場にいた記者や観客からクスクスと笑い声が起こりました。
それを察したロナウド選手は、少し厳しい表情で周囲を見渡し
「Why they smile?(なぜ笑うんだい?)」と問いかけました。
ロナウド選手は続けて「彼のポルトガル語はとても上手だよ。」
「一生懸命やっているんだから、笑うべきじゃない」
と少年を庇い、会場は拍手に包まれました。
岩岡遼太さんはその後も努力を続け
2021年の第99回全国高校サッカー選手権大会で
山梨学院高校の選手として『全国優勝』を果たしました。
ロナウド選手の言葉が彼の大きな支えとなったことは
多くのメディアでも報じられました。
以前、エコ・プランサッカー部OBである
営業・柏原主任にこのような話を聴いたことがあります。
大学時代にドイツ留学した際
現地の人たちに対して
覚えたてのドイツ語でたどたどしく話しかけたそうです。
伝わらない部分もあったかもしれませんが
ドイツの方々はみんな真剣に耳を傾けてくれて
誰ひとり笑ったりする人はいなかったそうです。
この出来事から感じたことは
「真剣に取り組むこと」の大切さ。
何かを始めようとしたときに
もしかしたら笑われたり
バカにされることもあるかもしれません。
相手も悪いかもしれませんが
自分自身も "真剣さ" が足りないと
熱意が伝わらないこともあるかもしれません。
クリスティアーノ・ロナウド選手の例でもわかるように
自分自身も "真剣さ" をもって日々努力してきたからこそ
相手に対して【尊敬の念】を抱けるのではないでしょうか。
変えられるのは「自分だけ」
ロナウド選手は、岩岡くんに伝えました。
信念を持つこと
一生懸命努力すること
そして、決してチャンスを逃さないことだ。
心に、正直に。
大きな夢をもって、挑戦していきましょう!

