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2020

『育成のプロ』が磨き上げた "〇〇性"

皆さん、こんにちは。

今回はこのテーマについて書きます。

『おもしろいことしますよね。』某大学の監督から言われた一言です。「 "プロ化を目指していない" というのを打ち出すのは逆に勇気がありますよね。」

FCエコ・プランはあくまで「仕事」主軸に置いている企業チームです。「仕事」を主軸に置いてサッカーも続けたい!

こういった考えを持つ学生さんの需要も増えているそうです。今回、訪問させて頂いた監督は

何人もの教え子が日の丸を背負う "育成のプロ" です。訪問する前に監督が出版した本を熟読させて頂き

ブログのテーマを決めました。"育成のプロ" が磨き上げた『人間性』その監督が指揮する大学へ訪問させて頂いた際に

"感銘" を受けたことがあります。・・グラウンドの脇道を歩いていると

気付くや否や学生さんが "自ら" 私に近づいてきて

しっかり私の "目" を見て挨拶してくれました。何より驚いたのは、すでに私服に着替えた選手が  "脱帽" して挨拶をしてくれたこと。

この "一つ" の行動に全てが詰まっていると感じます。以前、TBS『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』 で放送された企画。「兄がピアノでラ・カンパネラを弾く所をフジコ・ヘミングさんに見せたい」ピアノも弾けない。

楽譜も読めない。

7年前、ピアノをゼロから始めた59歳の漁師。プロも嫌厭するような超難解な曲を独学で学び

7年間 毎日8時間練習し続けたそうです。素人が見ても感動する見事な演奏でした。

その時、フジコ・ヘミング先生が言った一言が

『あなたの "人間性" が音に伝わっている。』第一線で活躍している人達は

誰よりも "敏感" で気付いているけど "鈍感" を装っている。

"感性" が研ぎ澄まされていて "視点が違うな" と感じます。グラウンドでベンチに座りながら

監督はクールダウンする一人一人の選手を指差しながら

私に紹介してくれました。「あいつは青森から来て・・・」

「こいつはクールダウンもしっかりやる選手・・・」

「あの赤いスパイク履いてるやつは性格的にコーチを・・」一人一人の選手の出身、家族構成、経歴、性格・・・

一人、一人の選手の "人となり" を把握し

隅々まで選手の行動を "観察" していました。私自身『現場は学びの宝庫』だと思っています。もちろんプライベートも大切にしていますが

なるべくグラウンドには足を運ぶようにしています。選手たちも普段は "正社員" として働いています。

身体に疲労が蓄積してくると集中力や思考、運動能力が低下してきます。

目や表情、言動にも変化が現れます。私も以前は7年間サービスエンジニアを務めていました。

それでも、"当時""今" では状況も全然異なると思います。

自分からも知ろうとしなければ選手たちに "心ない言葉" を言ってしまうかもしれません。必ず自分の "目" で現場を見る。

  "リアルな現場" を身をもって体験しなければ

真実はわからない。大学と企業。

同じ『教育』を司る者として

多くの "気付き" を頂ける貴重な機会でした。

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