みなさん、こんにちは。
今回はこちらのテーマで書かせていただきます。
『 たとえ、相手が幼稚園児であったとしても相手が正しいことを言っていたらそれに従いなさい。 』
私が、恩師である小学校の先生に言われた言葉です。
ノートにメモした訳でもなく
恩師の言葉すべてを昨日のことのように覚えています。今回のブログは、ひとりの選手に "焦点" を当てます。
三菱養和SCからびわこ成蹊スポーツ大学へ進学後
株式会社エコ・プランに入社した保坂祐貴彼の "人柄" を表すときに特徴的なことは
『人望が厚いこと』
彼を慕った三菱養和時代の後輩・大学時代の後輩が弊社の選考に進み、練習参加した一般の学生さんも印象に残った社員として保坂を挙げる方がいます。
彼は「話しかけやすい」という人柄でもあり
そこには「聴く」という才能もあります。大概、人間関係で揉める時の要因のひとつとして
「相手の話を聴かない」ということが多いと感じます。自分自身はルールを守らない・協調性もない
自由氣ままに意見を押し付けはするが人の話は聴き入れない。
そして、周りの仲間は疲弊してしまう。一番の原因は、自分自身にある。
歴史をみても、国が崩壊するという時の典型的な例に感じます。
『優れたリーダーほど部下の諌言に耳を傾ける』
(何をか謂いて名君、暗君となす)儒教の聖典【詩経】には
『古の賢者たちは、その意見が正しいと思えば、労働者たちの言葉にも素直に従ったものだ』これは、リーダーに限らず
ひとりの人間として大切な心の持ちようかと感じます。保坂は聴く耳もありますし、謙虚さもあるため
それが、周りの人たちへの “信頼感” に繋がっています。規律がなくても慕われる “人間性” は学ぶべきところです。
「重視すべきは才能より人格である」
(王者は須らく官のために人を選ぶべし)もし、善い人を採用すれば
仮にその人物が仕事に相応しくなったとしても
能力が足りなかっただけの話。しかし、悪人を採用してしまったとすれば
その人の能力が高いほど
もたらす害は大きくなります。『事件は会議室で起きているんじゃない。
現場で起きているんだ』高視聴率を記録したテレビドラマ「踊る大捜査線」の名セリフ。
立場がある人ほど、実際の現場を視にいかなくてはいけない。
リアルな現場を知ること。
真実がわからないと誤った判断で仲間を疲弊させてしまう。
お互いに心中をさらけだし
お互いの意見を尊重し、受け入れる環境があることで
永続的な組織の繁栄につながると信じています。そこには、聴き入れるときの表情や
言葉遣いにも氣を遣わなければいけないかもしれません。そういう環境があることで
社会人になっても大好きなサッカーに打ち込むことができ
多くの仲間が共感してくれる環境ができる。「直言して隠すこと無かれ」
保坂のような存在は心強い反面
精神的な負担は計り知れないかもしれないが
それだけ信頼されている証。【 この人のためなら 】
全員が奮い立つような"人間性" を育んでいく。
それこそが組織繁栄の要ではないでしょうか。