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2024

上徳谷如

みなさん、こんにちは。

今回はこちらのテーマで書かせていただきます。
「それでは、5時30分に迎えに行きますね。」東京駅から3時間。

バァーーーッと、真っ白に積もる山を越えて

温かい日差しに迎えられながら駅に到着しました。今回、訪問させて頂いた大学は

元プロサッカー選手が監督を務める

『 人間教育 』に力を入れている大学です。こちらのサッカーグラウンドは

誰もが知っている世界的に活躍した

日本人サッカー選手が汗を流した場所です。『 運・縁・タイミングですね。 』私は、その監督とは20歳以上年下ではありますが

考え方や意気投合する部分があり

監督にお誘い頂いた言葉を真に受けて訪問させて頂きました。この機会に "より多くのことを感じたい" 

朝練習を見学させていただきました。15分程度の移動時間ではありましたが

途中にボコッとえぐれた震災の後

「今こうして普通に暮らせていることが当たり前ではない」
そのように感じた瞬間でした。「5時には練習開始している選手もいますよ。」


監督のご配慮で5時30分に宿泊先に迎えにきていただき

5時45分にグラウンドに到着した時には

所属する全選手が自主練習に励んでいました。ビシッと身体に突き刺さる寒さと

シーッンとした独特の緊張感のなかで練習が開始されました。練習メニューや運営は4年生が取り仕切り

時間になったら全員ビシッと揃って一礼。

「1、2、3・・・」大幹トレーニングが始まりました。ボール回しに練習メニューが移った際に

ボールがいろいろなところに飛んで行ったので

ボール拾いをさせていただきました。その時に、誰もボールに取りに行かない様子を見かねた監督から

こんな言葉が飛びました。

『 ボールに執着心を持っていない。』【 真剣勝負 】で監督はパワーを注ぎます。

すべてオープン。

より高度なチームの “一体感” を求めているように感じました。選手たちはお互いに意見を伝え合うシーンもありましたし

良いプレーには名前を呼びながら

拍手と称賛の言葉を送っていました。仲間に自分の心中をさらけ出し

仲間の心中を想い

仲間の心中を感じようとする環境が 

“ここ” にはあると感じました。形だけの団結ではなく

仲間同士であれば、自分の心中をすべて晒す。

意見の衝突はあっても

発言の真意を理解し合えることですぐに解決できていました。監督は真剣に選手と向き合うなかで

こんな話も教えてくださいました。「 上級生はみんなの前で叱ったりしない。 」

何かあれば個別で呼び出す。


その分、下級生は全体の前でも叱る。

"しっかり見てるよ" ということを示すことも大切。
【 見えない配慮 】に愛情を感じます。

「 とても大切なことですね。 」と伝えると

『 卒業してから気付きますね。』とおっしゃいました。メニューは4年生中心に作成。

始まり、休憩、終わり

ビシッと動き "締まり" がありました。【 細部 】に意識を置いているチームは強い。

監督は元・日本代表監督の下で

プレーしていた時の話を語ってくださいました。【 できないことはやらせない 】

その分、できることを一所懸命行うこと。その監督のことを
とても尊敬していることが伝わってきました。その時
ふ、とこのチームが取り組んでいることを

思い返しました。
早起き。

チームで決めたことを守る、守ろうとする。

 - 類は友を呼ぶ -

仲間も守った、守ろうとした。

結束力を生む。
自分自身もやりきることが出来た。

自分を信じられる

自信に繋がる。サッカーのピッチにとらわれず

社会に出てからより重要な『 信用 』。

まずは、自分自身が信用される人間になる身近な生活から

出来ることをコツコツ始めることが

"良き習慣" に繋がるのではないでしょうか。

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