12/22(日)駒沢オリンピック公園総合運動場第二球戯場
小雨降りしきるなか、青と赤の両陣営がピッチに姿を現した。
一斉にスタンドから大歓声が飛ぶ。
この日は雨にも関わらず、30名ほどの社員が応援に駆けつけ、一回戦とは思えないような異様な雰囲気が会場を包んだ。
たまらず駒澤大学のベンチ選手たちもスタンドを振り返っていた
キックオフ。90分間の闘いが始まった。
ファーストプレスを見た時に、選手たちにとても気持ちが入っているように見えた。
『今日はやってやるぞ。』
そんな熱い想いが応援する私たちにもヒシヒシと伝わってきた。
現役大学生との一戦。
次第に雨が強く降り始める。何かありそうな予感。
雨が強く降れば降るほど、ボールが流れる。
スリッピーなグラウンドに救われるシーンもあったが、ついに均衡を破られる。
低い弾道のフリーキックがスリッピーに跳ね、セービングしたGK吉田の左手をかすめてゴールに突き刺さった。
駒澤大学が先制点を決めた。
その後は、両チームともサイドからの崩し、セットプレーでの攻防が続いた。
なかなか落ち着いてボールを回すには難しい展開となった。
こちらの得点パターンである#7 東のフリーキックも幾度となくチャンスを得たが、最後のところで決めきれなかった。
駒澤大学のコーナーキック。
中央付近に上がったボールに競り負け、ゴールラインで迎え打つDFの頭上を越えゴールネットを揺らされた。
一瞬、選手たちも肩を落としたが
ここで雰囲気にのまれないのがエコ応援団!!
創部の頃からブレない『負けていても、勝っているような雰囲気』を創り出すことが出来る。
後半は、さらに雨が強くなる。
『まずは、一点が欲しい。』そんな中、#9 吉原が抜け出し、相手GKを交わした!
スタンドから大歓声が上がる!!!
打った!!
・・・・・外れたッ!!
一瞬にして悲鳴に包まれた。
『決めてほしかった。』
それは本音だったが、まだまだチャンスはある。
その後、ピンチを迎えるもGK吉田が好セーブで阻止。
選手たちも諦めていない。
普段、冷静沈着なDFリーダー#3 星野も少し感情的になって指示を飛ばしているのが印象的だった。
一点が遠い。
そんな中、右からのクロスボールに合わせられ、ダメ押しの3点目を決められた。
最後の最後まで選手たちは闘う闘志を見せてくれたが、主審の合図と共に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
昨年の結果を上回ることは出来なかった。
沢山の応援団の前で勝ちたかった。
試合終了後、スタンドの外でこんな会話が聞こえた。
『なんか前の試合めちゃくちゃ盛り上がってたよね!』
― 記憶に残るチーム ー
来年はピッチの上で示せるように、来年またこの舞台に戻ってきます。
どしゃぶりの中、応援に駆けつけて頂いた
応援団の皆様、本当にありがとうございました。
駒澤大学の皆様
我々の分までぜひ勝ち上がって下さい!